愛煙家のつぶやき日記
愛煙家で私のつぶやき日記です。愛煙家も嫌煙の方もゆっくりしていって下さい。
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低タールたばこ
低タールたばこは、1964(昭和39)年に米国で初めて開発されました。紙巻たばこの害が公衆衛生総監報告書により認められた年で、「より安全な」たばこへの銘柄変更が促されました。喫煙本数が同じならタール含量の多いたばこより肺がんなどの危険性は下がりますが、非喫煙者よりは依然危険性は高いのです。しかし低タールたばこはニコチン含量も低いため、喫煙者は本数を増やしたり吸い方を工夫してニコチン摂取量を調節する傾向があるので、低タール表示は危険性の低減と必ずしも結びつきません。特に心筋梗塞に対して、低タールたばこは一酸化炭素摂取量が増えるため害が少ないとはいえません。
喫煙は、吸い込む強さや時間、またたばこの持ち方など、人により大きくことなるため、実際に吸う煙に含まれるニコチンやタールの量がその表示どおりであるとはいえません。さらに、より低い表示値や、マイルド、ライトなどの言葉があるほうがより害が低いかのような誤解が生まれる可能性があります。
その点については財務省の通達によって、そうした害が低いという誤解がないように注意するよう決められています。
わが国では測定・表示の義務があるのはニコチンとタールのみですが、カナダでは一酸化炭素の表示も義務付けられています。
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